◎大阪市東部里親支援センター　mikataのホームページが完成しました。
社会的養護のもとで暮らす子どもたちが里親家庭で円滑に家庭養育がなされるよう、他機関と連携し、里親子支援を行っています。
大阪市東部里親支援センター　mikata [外部サイト]

◎令和７年度ネットワーク型市民セミナー ［新しい家族のカタチ］
詳細PDF

　9月に入っても、厳しい暑さが続き、早く涼しくなってほしいなと感じる今日この頃です。学校では夏休みも終わり、秋の運動会の練習や、文化祭など、学校行事に向けて取り組まれています。しかし、夏休みが明けて、学校にいけない子の話を耳にすることがあります。我が子も、小学１年生の夏休み明けに行き渋りがあり、こどもの泣く姿に、私も悲しい気持ちになったことを思い出します。そのような時、子育てを経験された先輩職員に話を聞いてもらいました。親身になって話を聞いてくださったり、助言していただいたことで、その時期を乗り越えることができたことを思い出します。
　赤ちゃんは、まだ言葉で表現ができないため「おなかすいたよ」「おむつが濡れているよ」「だっこして」などの気持ちを泣いて表現をします。赤ちゃんの姿をよく見て、赤ちゃんが伝えたいことは何かを読み取り関わります。しかし、いろんなことを試してみても、泣き止まないなど、赤ちゃんと関わりに困ったなと感じてしまうこともあるのではないでしょうか。
　予期せぬ妊娠に不安を抱えながら出産に至ったり、出産したけれど、不安がぬぐい切れずどうしてよいかわからない状況になってしまったり、赤ちゃんのことで困ったときには、乳児院等にまずご連絡ください。
　生まれてきた赤ちゃんが安心して健やかに育っていけるよう、最善の利益を一緒に考えたいと思います。

くるみ乳児院　施設長　川守田繭美